3歳6ヶ月の子どもと筑波山に登る
息子が生まれてから毎年恒例となっている秋の紅葉狩り低山ハイキング、
息子ももう3歳5ヶ月、 そろそろ頂上まで自力で登れる山らしい山があるだろうかと調べたところ、 ちょうど現在紅葉が見頃だという筑波山は、 3歳くらいから自力で登れるという情報を発見。 それならばと前日夜に決めて行きました。
急遽行くことにしたので、 筑波山に到着したのは昼11時頃とちょっと遅くなったのですが、 平日の曇り(今にも雨が降りそうな)ということもあり、 懸念していたほど渋滞や駐車場がいっぱいで停められないなどはあ りませんでした。(これが晴天の週末となると、 かなり大変らしい・・・)
▲女体山山頂から男体山山頂をのぞむ。筑波山はこの2つの頂からなる。
幼児に最適なコースは・・・?
筑波山の登山コースはたくさんあるのですが、今回我々は、 つつじヶ丘駐車場から女体山山頂に登るコースにしました(おたつ石コースから白雲橋コースに合流し女体山山頂へ)。 帰りはロープウェイでつつじヶ丘駐車場に戻ります。 このコースが、幼児には最適だと思われます。
▲じつはリュックには飴が三個ほどしか入っていない。
初っ端からわりと急な階段やガレ場が続きますが、
想像以上にガンガン登る息子。
▲おたつ石コースは奇岩が多くて楽しい。これは「弁慶七戻り」。
▲紅葉前線のサイトで筑波山は「見頃」となっていましたが、実際には、
裾野はまだ早く、中腹は見頃、 頂上付近はもう終わっていました。
裾野はまだ早く、中腹は見頃、
▲このコースに並走するようにロープウェイがあります( これで女体山山頂付近に登ることもできます)
後半は割ときついが・・・
後半は、わたしにとってはきつく感じるほど急峻な岩場の連続で、 写真を撮ることも忘れてしまったのですが、 息子のほうはなぜかますます元気になり、行き交う登山客に、「 おサルさんみたいね~」と言われるほど、 ひょいひょいと岩を登って行きました。
そして頂上に到着。
そして頂上に到着。
▲関東平野を一望する山頂からの眺めは絶景。
▲どうでもいいことですが、息子はこのユニクロのベストとこの靴「バネの力」が物凄い気に入っていて、
どんな時もこればかり身につけます。小さくても嗜好がちゃんとあるんですね。
どんな時もこればかり身につけます。小さくても嗜好がちゃんとあるんですね。
大人のみなら60分だが幼児連れなら90分以上はかかるかも・・・
大人が普通の速度で約60分かかるらしいところ、
でも息子、かなり楽勝で登ることができた印象です。 しかしこれが下山も足でとなると、それはまだ難しいかな。( 登りも下りも自力の3歳児にも会いましたが。)
山頂のちょっとしたスペースで、持って行ったお弁当を食べて、 ロープウェイで下山しました。(山頂にはトイレや食堂があります)
▲謎の多い施設「ガマランド」。つつじヶ丘駐車場に隣接しています。
下山後は、息子が登山中に食べたい食べたいと言い続けて、それを登る原動力にしていた、登山口で売っている「味噌団子」を買ってあげたのですが、結構な大きさなのにぺろりと食べてしまいました。
そして登山口そばにある「 ガマランド」の長い滑り台で遊び(無料)。 わたしが以前から気になっていた「ガマ洞窟(有料)」 に息子を誘うも、「絶対いや!」とのことで、ひとりで入るのもなんだかあれなので、諦めました。
それから近くの温泉施設に立ち寄って、帰路につきました。
そして登山口そばにある「
それから近くの温泉施設に立ち寄って、帰路につきました。
▲この日はイビキをかいて熟睡していました。
はじめは、山に登ることの意味がよくわからないのか、「もうここでいっか、下にもどろう」とか、「ちょうじょうには行かないでいいよ」などと言い、頂上に着いた時も、必死で感動を煽る親をスルーして、「はやくお団子のところに戻ろう」と言っていた息子ですが、帰りの車では、「山のぼり楽しかったね~またのぼろうね~」と満足げな様子でした。
そんなわけで、息子初めての自力登山は大成功でした。
2015-11-16 by
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ご意見お聞かせ下さい。7月23日に、幼稚園の行事で年長の娘が筑波山に登ります。ルートは同じです。時間は午前中です。春や秋なら心配ないのですが、連日のこの暑さの中、熱中症など心配で、この季節に幼稚園児に登山は可能なんでしょうか?