氷上ワカサギ穴釣り

先日家族で氷上ワカサギ穴釣りをした。息子がテレビか何かで見て僕もやりたい!と言いだし、わたしも夫も一度はやってみたいと思っていたので、解禁日早々に行ったのだった。

道具はすべて湖畔のお店で借りた。そのお店のブログでは、今日一番釣れたのは400匹の〇〇さん、二番は300匹の〇〇さん、と連日釣果報告がアップされており、行く前にその記事を読んでいたわたしは、こりゃでっかいクーラーバッグが必要だな、しばらくは毎晩ワカサギの唐揚げかあ、近所にも配ろうか、でも基準値以下とはいえセシウムもあるみたいだしな・・・などと思案していたのだが・・・。

ま さ か の 一 匹 も 釣 れ ず !!

事前に悩んでいたのがばかみたいだ。
一日やるつもりでいたけど、もう途中から、「寒風吹きすさぶ氷上にじっと座る」という謎の修行になってしまったので、午前中3時間ほどでギブアップ。

だいたいわたし達の周りにいた他の人達もまったく釣れていなかった。3時間の間に一度、近くにいた女性が一匹釣りあげたけど、周囲から「おぉ~!」と歓声が上がったほどである。あのブログの400匹釣れた、300匹釣れたという話は一体どういうことなのか。

後でお店の人に聞いたところ、そのような人達は魚群探知機を持っていて釣竿なども特別なものを使っているということだった。そしてそもそも氷上ワカサギ釣りというのは奥が深く難しいもので、初心者は一匹釣れるかどうかの世界なのだと。

それを最初に知りたかった。知っていたらこんなにも落胆せずに済んだのに。
でも息子の人生の早い段階にこの事実を知らせることができたのは良かったのかも。将来もしも恋人が「氷上ワカサギ釣りしたい!」とか言いだしたら、この日の経験を活かしてくれたらと思う(近くにいたカップルがあまりの釣れなさに険悪な雰囲気になっていたので)。


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