初めての応援上映

ふらっと立ち寄った渓谷にて、きれいな光芒に出会いました。得した気分でした。

さて先日、「残りの人生でやりたいことリスト5000」のひとつに入れていた「応援上映に行く」を実現しました。
数年前に「応援上映」というワードを知ってからこのかた、参加の機会をうかがっていましたが、アニメ映画ばかりでいまいち食指が動かず。「そんなに応援上映に行きたいなら、インドの映画館に行け。あそこはいつだって応援上映だ。」と、インド通の旦那がまっすぐに言うのですが、そういうんじゃないのですよ。

そんな折、昨年ブームになったドラマ「おっさんずラブ」の劇場版が応援上映をするという。ドラマも見てたし面白かったし、これなら私も楽しめるだろうと、満を持して参戦することに。一応周りにうっすら声をかけてみたものの、案の定、誰ひとりとして興味を示さなかったので、ひとり参戦です。

事前調査によると、「推し色」のサイリウムやペンライトを持参するとより楽しめるということで、100均で「ライブライト」なるものを2本入手し、いざ映画館へ。
※ちなみに、ペンライトのことを調べていたら、「キンブレ」やら「バルログ持ち」などというワードを初めて知り、とても勉強になりました。

結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかった!!誰かがピンチの時などは、ペンライトを振り回して「がんばれーー!!」とみんなで声を合わせて、文字通りに”応援”するのですが、なんたって一体感がすごい。映画館で声を出せるのも快感。わたし、こんなに人を応援したのっていつぶり?息子の運動会だってこんなにならなかった気が。

あとは絶妙な突っ込みをされる方が場内に何人かいて、何度も笑わせてもらいました。それでいてしんみりシーンでは茶々を入れたりすることなく、その振る舞いには、伝統芸能的な様式美すら感じました。ほんと彼女たちにもお金払いたいくらい。おかげで映画が何倍も楽しくなりました。

そんなわけで初めての応援上映は素晴らしい経験となりました。ちょっとお話した隣の席の人は、何度も参加しているそう。確かにこれは癖になるなと納得したのでした。


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