七十二候「鱖魚群(さけのうおむらがる)」
本日12月17日から21日までは、七十二候の「鱖魚群(さけのうおむらがる)」。
鮭が群がって、川を上り始める頃です。
「鱖」は、中国に生息する淡水魚「鱖魚(ケツギョ)」のこと。
日本に暦が入って来て「サケ」と解釈するようになったのでしょう。
鮭はどうやって生まれた川に戻ってくるのでしょう。
一説によると、川の臭いを覚えていて、それを頼りに戻ってくるのだそうです。
海で数年過ごしてから戻ってくる鮭。
もしもその間に、汚染などで川の臭いが変わってしまったらどうなってしまうのか。
迷子になってしまうのでしょうか。
写真は「サケのふるさと 千歳水族館」(北海道千歳市)で撮影したもの。
千歳水族館は、横に流れる千歳川の水中を直接見ることができる「水中観察室」があり、シーズンには鮭の遡上も見られるそうです。
北海道以外にも、鮭の遡上を見られるところは全国に何カ所かあるようです。
私の住む埼玉県では、利根大堰(行田市)で見ることができます。
コロナ禍のため昨年今年は観察会は中止となってしまいましたが、来年が楽しみですね。
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2021-12-17 by
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