燃ゆる山

紅葉の那須岳です。
この日は、数日前から天気予報や紅葉情報を小まめにチェックして「この日で間違いない!はず!」という日に訪れたのですが、いざ登ってみると山の上は真っ白の視界ゼロ。そのうち冷たい雨や風まで吹いてきて、泣きそうな気持ちで真っ白な世界をしばらく見つめていたのですが・・・その場にいた登山客から歓声が上がり振り返ってみると、みるみるうちに霧が晴れ、赤く燃えるような山の全容が現れ始めていたのです。急いで目当ての撮影ポイントまで移動してカメラを構えた時には、一枚目の写真のようにすっきりと晴れわたっていました。
こういう時、100%の確率で「日頃の行いが良いからだな。」と発言してしまう人がいるものですが、この時はもうそこら中からそのワードが聞こえてきました。うん、日頃の行いが良いからだ、そうだそうだ。私も心の中でそっと同意したのでした。


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