愛猫が逝った夏
いつの間にやら8月も後半になってしまいました。
7月の下旬に愛猫を亡くしてしばらく、というか今現在も、
なかなか浮上できずにいます。
愛猫との最後の一ヶ月。
ああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔はしたくなかったので、
できることは全てやりました。
腫瘍に強いという病院を探し出して切除手術をしてもらい、家では獣医さんに教えてもらった点滴を一日おき、胃腸や消化器ケアの注射2本と抗がん剤の経口投与を毎日、それから強制給餌を一日4~5回。
家族に、可哀そうだと非難されてもやり続けました。
それでもやっぱりどうしても後悔はするものなんですね。
ずっと厳しい状態でしたが、私は最後まで奇跡が起こることを信じていました。
実際当日の朝にも主治医に電話をして、今後の治療方針を改めて確認したところでした。
春に予約していた2週間先の旅行をキャンセルし、
ネットで腫瘍の増殖を抑えるというサプリメントを見つけてはすがるように購入し、
お見舞いにきてくれた猫友にも、絶対に諦めないよ!と宣言しました。
長期戦を覚悟して環境も整え、
それがどれだけ続いてもいいから、
自分のエゴだとわかりながら、
ただ生きていて欲しいと願っていました。
今にして思えば、家族も獣医さんも猫友も、
そして愛猫自身も、
そんな必死すぎる私が不憫で、
私の気が済むように見守ってくれていたように思います。
でもあの日、家族が揃ったタイミングを見計らったように、あっという間に逝ってしまいました。
前日にはおもちゃにじゃれたり小走りするほど回復したかのように見えていたのに。
あれだけ、ただただ生きて欲しいと願っていたのに、
最期の時は、
よくがんばったね、もういいんだよ、ありがとう
それしか言えなかったです。
愛猫には本当に感謝しかありません。
やっぱりまだまだだめですね。
思い出すと、どうしても苦しくなってしまいます。
この苦しさは薄れこそすれ完全には消えないのでしょうね。
トップページの写真を先日撮影してきた高原のひまわり畑に変えました。
こちらの写真は同じ日に撮影した日の出前のものです。
いっとき苦しさを忘れるような癒しの風景でした。
しばらく写真が変わらなかったので、ずっと心配で気になっていました。
猫チャンの写真、何度も何度も見てました。かわいいですね。癒やされてました。
竹本先生、御家族、皆様に愛されてたのが、伝わってきてました。
きっと猫チャンも毎日楽しく過ごせて、いっぱいのありがとうの気持ちだった事でしょう。
全ての思い出が宝物ですね。
ひまわりの写真素敵でした。
先生の気持ちがひまわり1つひとつにある様でした。
体調崩されぬよう、どうぞ御身体ご自愛して下さい。