夏休み、弾丸セブ旅行

先日、激務の夫が急遽2日間だけ夏休みが取れることになりまして、土日とくっつけて家族旅行してきました。
「魚がいっぱいいるきれいな海に行きたい!」という息子の希望と、弾丸なのでなるべく近場で、そして今まで行ったことがないところで、セブに決めました。

セブといってもセブシティの観光はせずに、セブから船でいく離島がメインです。
以下にちょっとした旅行記のようなものを。

セブパシフィックというLCCで成田から。モニターはないので、DVDプレーヤーや本を持参。片道4時間半なので息子もなんとか持ちました。

18時10分着。入国審査やSIMカードの購入、両替などをして、外に出たのは19時過ぎていたでしょうか。時差は日本の-1時間なので身体に優しい。暑いけど日本よりも過ごしやすい感じ。
ちなみに、Grabというタクシー配車アプリがとても便利でした。料金も明朗会計だしどこでも呼べるので。

この日は空港のあるマクタン島のホテルに直行して、ホテルのレストランで食事をしたのち早々に就寝。

次の日は早朝から一日ボホール島へ。

ボホール島には業者のセブ発着ツアーで行くのが普通のようですが、どれも拘束時間が長すぎるので、個人手配で行きました(息子の持病のためにできるだけ早くホテルに戻りたかったので)。結果的に費用もツアーよりかなり抑えられたので良かったです。

セブのピア1からオーシャンジェットという高速船で約2時間。週末は人気で席がとれないとのことで、日本からオーシャンジェットのサイトで直接チケットを購入していきました。http://www.oceanjet.net/
※情報が少ないので少し詳しく⇒上記サイト、崩れていたりして機能しているのか不安になるのですが、結果大丈夫でした。
ネットで購入後、すこし時間がたってからチケットがPDFで送られてくるので、それを必ずプリントアウトして、パスポートとともに持参しましょう。
ちなみに、息子にしっかり寝てほしかったので、我々はビジネスクラスにしました。ソファーのような椅子でかなり快適で正解でした。

ボホール島の港につくと、事前に調べていた通りに、ガイドがたくさん寄ってきたので、適当な人に決めました。主要な観光地を帰りのフェリー時間に合わせて周ってくれます。
料金は誰でもだいたい同じで、バンを一台/一日で3000ペソ(各施設入場料と食事代金は別)。

世界遺産チョコレートヒルズ。乾季の時はこのポコポコした山がチョコレート色になるそう。
ちなみに、ここでドローンを飛ばして、強面ポリスに激しく怒られている人がいました。わたしも日本から持参していたし飛ばしたくなる気持ちもわかる景色でしたが、世界遺産ですしね・・・。

息子が海の次に楽しみにしていたターシャ(世界最小のメガネザル)保護地区。もうほんとに可愛いみが過ぎるーーー。
ちょっとした音で驚いて樹から落ちて死んでしまうそうなので、静かに見学。

 

何気に今回の旅でわたしが一番感激したバクラヨン教会。ボホール島最古のカトリック教会です。
昼過ぎに訪れたのですが、ちょうどステンドグラスの影が落ちて美しすぎ。夫は一応敬虔なカトリック教徒なのでしっかりお祈りしておりましたが、息子と私は「きれいだねーー!」と散策しておりました。

このほか、バギーにのったり(結構楽しい)、映えスポットのマホガニーフォレスト、フィリピン料理のレストランなどに寄り、
ボホール16時発の高速船に乗船、泥のように寝て気が付いたらセブ18時着。セブ名物のレチョン(子豚の丸焼き)を食べて帰りました。

次の日は、ナルスアン島にシュノーケリングへ。これは現地のツアーを利用しました。

ナルスアン島に行くまでにいくつかの島の近くを通るのですが、こちらは日本人がオーナーの島、カオハガン島。30年くらい前に約1100万円で購入したそう。ちなみに、この近くに現在売り出し中の無人島がありました。5億円だそうです。どなたかいかがですか?

しかし、青いきれいな海を見るとどうしても「バスロマンCoolをまいたようだ・・・」と思ってしまう貧困な思考をなんとかしたい。もっと素敵な表現ができる大人になりたい。

マクタン島からバンカーボートで1時間ほどでナルスアン島に到着。全長約700mの長い桟橋がお出迎え。この橋を渡って島に渡ります。往復1.4キロもあると思うと、絶対にボートに忘れ物などをしてはなりません。

この桟橋近くに潜ると、魚がいるなんてもんじゃないです。しこみかやらせを疑うレベル。「魚がいっぱいいる海に行きたい!」と言っていた息子すら引くレベル。ちなみに、観光客も魚と同じくらいの数います・・・。
このために出発直前アクションカメラを購入していったのですが、使い方がわからず水中で四苦八苦。なんとか撮った写真です。

 

セブ(正確にはホテルのあるマクタン島)に戻ると、雨あがりの町は冠水しておりました。タクシーのドライバーさんによると、いつものことだそう。(タクシーの中からPLフィルターを付けたまま撮ったので虹色になってしまいました)

この日の食事は、どのガイドブックにも載っている「マリバゴグリル」。大木が神秘的で素敵な雰囲気でした。おいしかったですし。
外の席は人気だそうなので、日本から電話して予約しておきました。

最後にお土産を買いに「アレグレギター工場」へ。前からウクレレが欲しかったんですよ。
実はセブ(マクタン島)はギター、ウクレレの名産地。その昔、カトリック布教のためにやってきたスペイン人が讃美歌の伴奏としてギターを使っており、現地民にギターの作り方を教えたのがはじまりらしいです。

4歳からクラシックギターを習っている息子、ここはマイターンとばかりにイキって試し弾きをするの図。
そして思いのほかセブ女子にもてはやされたため硬直していました。(ちなみに、「海の見える街」を弾いています)

ここで、やはりウクレレを買いに来ていた若い日本人の男の子に話しかけられました。聞けば、2週間の語学研修でセブに滞在していて、今日が最後の日だという。「たくさんの出会いがあって、別れがあって、、、奇跡のような2週間でした!」ですって。まぁーキラキラしていて目がつぶれそうでした。若いっていいなぁ・・・!

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初めてのセブでしたが、行ったことのある他の諸外国の観光地に比べて、観光客相手の客引きなどが全くしつこくなくて、むしろ普通に優しくて親切。英語も通じるし、子連れにはとても旅しやすい印象でした。物価は、ちょっと良いホテルは高いですし、観光客のいくレストランなんかはそれほど安くもないのですが、フィリピン料理は日本人の口に合って美味しい。タクシーはGrabを使えば適正価格で利用しやすく移動が楽(渋滞はひどいですが・・・)。セブの海自体はそこまできれいではないけど、ちょっと足をのばせば、ものすごく美しい海が確実にある・・・。もう一度行きたいと思うところが、またひとつ増えました。

おわり。


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