ゲル(パオ)に泊まる

2016040901

先日、埼玉県ときがわ町が運営するモンゴル式テント(中国語でパオ)に泊まりました。
夫が「ときがわ町サイクルフェスタ」に参加したのですが、せっかくなので、前々から気になっていたこのゲルに家族で前泊することにしたのです。

写真は、いろいろな花が一斉に咲き乱れ、まさに春爛漫のときがわ町。
こんなところを自転車で走るなんて、とても気持ち良さそうに思えますが、夫が参加した「上級コース」は、3つの峠-白石峠、刈場坂峠、高篠峠を自転車でのぼりおりするという、門外漢のわたしからするとマゾ的なイベントで、「白石峠は埼玉のサイクリストの聖地だ」とかなんとか言うのですが、ちょっと何言ってるのかわかりませんでした。(ちなみにサイクルフェスタには、上級コース以外にゆるく走るコースなどいろいろありまして、それらは楽しそうです。)

2016040904

そんな夫をよそに、わたしと息子はゲルを堪能してきました。
思ったよりも広くて、エアコンもあり快適でした。
特筆すべきは天窓!昼は流れる雲を眺め、夜は星々を見ながら眠りにつきました。


2016040905
こんな感じのゲルが敷地内に4つくらいあったのかな。
ゲルのすぐとなりにはきれいなログハウスがあり(そこでも泊まれるのですが)、そこに共用のトイレやお風呂、キッチンがあります。キッチンには調理器具や皿などだいたいのものが揃っていて、食材を買っていけばいろいろと楽しめます。外にバーベキュースペースもあります。

2016040903
ちなみに、同じ敷地内に、天文台があって、なんとこの中でも宿泊できます。見せてもらったのですが、客室は巨大な望遠鏡のある部屋の隣にあり、専用のキッチン、お風呂、エアコン、ベッド完備で、かなり快適そうでした。

2016040906

天文台があるということは、星がきれいに見えるという場所なんですが、この日はあいにくの曇りで諦めていたのです。(余談ですが、ゲルの中で撮った自分達の写真をあとで見たら、普通にゲルに馴染んでおり、息子なんてモンゴルの子供にしか見えない。さすがモンゴロイド。)

2016040902

でも真夜中、ふと目を覚ますと、天窓に白く輝く星が!
外に出てみると、雲の切れ間にチラチラと星が見えたので、寝ぼけながらとりあえず写真を撮りました。

見えにくくてすみませんが、写真中央にある三つの星、わかりますか?下から時計まわりに、アンタレス、土星、火星です。(翌日、とても親切な天文台の方に教えてもらいました) 天窓から見えたのは、スピカかな。

ちょうど桜の季節で、いろいろな場所で花見もできましたし、温泉施設もたくさんあったし、夫はヘロヘロになっていましたが、我々にはとても楽しい行楽となりました。

ゲルや天文台の宿泊の詳細については下記サイトから。
星と緑の想像センター

 

 

 

 


関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です