羅臼岳
先日、家族で知床を旅行しました。山も海も空も森も何もかも底知れないほど大きくて色濃かったです。地元さいたまの風景とはまるで違う迫力に、体ごと飲み込まれるような感覚を持ちました。
レンタカーで知床周辺を周りましたが、何度もエゾシカやキタキツネに遭遇しました。「ここは人間の場所じゃなくて、動物たちの世界だ。」と何度も思わされました。ヒグマには会いませんでしたが、そこら中にある深い森のどこかに潜む姿を想像しては、緊張していました。
そんな矢先に羅臼岳で、つい先日目の前で見たあの山で、ヒグマによる事故があったことを知り驚きました。登山を楽しんでいた方が命を落としたという事実は、とても重いです。
今年は北海道に限らず、日本各地でクマによる被害が増えているそうです。森の実りが少なかったり、マスが減っていたりするという話に加え、今回羅臼岳で事件を起こしたヒグマは「観光客から餌を与えられていたのではないか」という声もネットで見かけました(真偽はわかりませんが)。どちらにしても、人と自然の距離感が崩れると、結局は人にも動物にも不幸が訪れてしまうのだと思います。
少なくとも一つだけはっきりしているのは、絶対に餌付けをしてはいけないということです。ちょっとした気持ちで与えた一口が、動物を人に近づけ、最悪の結果につながってしまう。絶対にだめです。
忘れられないほど強烈だった知床の風景。「人間と自然の距離をどう保つのか」という課題が、風景の記憶といっしょに心に刻まれることになりました。
写真は知床峠から見た羅臼岳です。
2025-08-21 by
関連記事



















コメントを残す