楽しかった大阪
夫の大阪勤務終了とともに、わたしと息子もさいたまの自宅にもどリました。
この半年近く足繁く通った大阪。最後の方は大阪という土地に愛着がわき、最終日前日なんてほんとに寂しかったです。多分もうしばらくは、大阪に行くこともないだろうな・・・。
東京に比べて家賃も安いし食料品も全体的に安いし、満員電車も少しマシだし、ちょっと足を伸ばせば京都だ神戸だと観光地が目白押し。
街中で会話を聞いていると、大人はもちろん小学生もボケとツッコミをしてるし、飲食店では店を出るときに、ほとんどの人が、ごちそうさま、美味しかったです、とか一言挨拶する。
知らない人に話しかけられることも、こちらにいる時より明らかに多く、特におじさん、おばさんは、出会い頭に普通に話しかけてくる。まるで昔からの知り合いみたいに。
「立派なカメラだねぇ~」と話しかけてくるおじさんも多かったです。
昔、まだデジタル一眼が珍しかった頃には、どこに行ってもそんな風に声をかけられたものですが、近頃は普通にみんな持っているし、もうそんなことを言われることはめったになくなっていたので、なんだか懐かしい気持ちになりました。そして、その後もカメラに関する話題をいろいろと振ってくれるんですが、そもそもほんとはそれほどカメラに興味はないからか、変な感じで会話が途切れ、おじさんは去っていくのです。どうでもいいですが、そうやって話しかけてくるおじさんの風貌が、なぜかみんなほとんど一緒だったのが不思議です(下図参照)。 何度も、あれ?この人昨日も会った気がする・・・とデジャヴに襲われました。
息子もよくおじさんに絡まれていました。息子に絡んでくるおじさん達にも共通項があって、みんな痩せてて日中だけどお酒が入っていそうな雰囲気で。このようなおじさんは、公園などでヒマをもて優雅に時を過ごしておられるようで、子供が通りかかると脊髄反射的に話しかけているようでした。そういえば新世界では、出会い頭におじさんが息子を拝み出し、ポケットから小銭を取り出して「取っといて」と息子の手に握らせるという事案も発生しました(830円でした)。それから、鳩を自在に操るおじさんもいろいろな所で目撃しました。これも不思議な現象でした。
大阪はおばちゃんが強いというイメージがありますが、今回の滞在を通して、「大阪はおじさんが面白い。というか変。」という印象が、わたしの中に植え付けられました。
そんな楽しかった大阪暮らし。
これから数回に分けて、大阪探訪シリーズとして記事にしたいと思います。(これからの記事にはおじさんは出てきませんが・・・)
写真は、鳩の真似をしながら近づいてきたおじさんとそれを真っ直ぐに見つめる息子@大阪城公園。
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