大阪・関西万博2025に行ったよ
大阪・関西万博が終わってしまいました。
我が家は先週、息子の秋休みに合わせて行ってきました。1日だけ。
並ぶのが大嫌いな我が家。並ぶくらいなら一、二食抜いても構わない、という気概をもって、普段から「並ばない」ことを徹底している我が家にとって、「並ばない万博」というワードはなんとも魅力的でありました。
去年のうちに前売り券を購入し、息子のスケジュールがわかったらすぐに入場予約。とても楽しみにしていました。
が、実際には噂に聞いていた通り、どこも長時間並ばないと入れないし、むしろ並べば入れるならまだマシで、制限がかかって並ぶことすらできないパビリオンが多数。当日予約もすぐに埋まり、ほぼ取ることはできませんでした。
それでも、2ヶ月前の抽選で当選していたオーストラリア館。奇跡的に当日予約ができたガスパビリオン。午前中に並ばずに入れたフィリピン館、コモンズ館。突然の人の渦に巻き込まれて、気がついたら入っていたバーラト(インド)館。トイレ並びでお話した方が「あそこならいつだって並ばないで入れるよ」と勧めてくれたUAE館。思い返してみると案外いろいろ体験できました。
バーラト館のお土産屋では、立派なガネーシャの置物を1万円から秒で5000円に値引き交渉できたのも良い思い出です。(2000円まで行けたか?)
10月だというのに、なぜか気温は30度超え。
前日に大阪市内を観光して、すでに体力が削られていた我が家は、夕方にはすっかりヘロヘロ。大屋根リングの下に吹き溜まる濡れ落ち葉のように、柱のたもとに持参したミニ椅子を設置して、休憩ばかりしていました。
大屋根リングは、一見の価値がある、とても素晴らしいものでした。
世界最大の木造建築物の迫力は、目の当たりにすると笑えてくるほどだし、光と影のコントラストは美しいし、日除けにもなるし、柱の番号のおかげで現在地も把握できる。
本当に精神的支柱であり、肉体的にも助けられました。
日が落ちて涼しくなれば、少しは状況も好転するかも、としばらくリング下で粘ってみたものの、人は減るどころかどんどん増えていくばかり。
並ぶことすらできないパビリオンがさらに増えたことを確認して、19時頃にはあきらめて会場をあとにしました。
花火をチラッと見ることができたのが、せめてもの救いだったかな。
帰りの電車では、実家や友達に「万博、地獄だったよ。」と報告していました。
あの暑さ、信じられないほどの人の多さ、当日予約の絶望的なできなさ具合、並ぶストレスに並べないストレス。正直、もう二度と来ないことにしたと思ってたのに、数日経ってみるとなぜか、また行きたいなーと思ってる自分がいました。
はまって何十回も通った人がたくさんいたのも、今ならわかる気がします。
なんだかんだで、期間限定の儚さが良かったのかもしれません。
数十年後にもしまた日本で万博が開催されることがあったなら。
「昔、両親と大阪万博行ったわー。親、死にそうになってたなー。」と、息子が思い出してくれたら本望です。


























こんにちは。万博に行かれたのですね!すごいです!万博の写真、どれもテレビでは感じることの出来ないものばかりで素敵です。圧倒されました。ありがとうございます。
あの人の多さはさすがに万博行きは躊躇してしまいました。この先の心に深く刻まれること間違いないですね。
私は沖縄に用事がありちょうど夏休み明けだったこともあり、エイッと衝動的に「ジャングリア沖縄」なんてものに行ってくることになりました。前日までたくさんのお子様達がいたようで、訪れた日は比較的大人達だけでしっとりと自然を感じる時を過ごす事が出来ました。思いがけず楽しかったです!
そしてこちらも急遽で、台湾に行って来ました!とても暑かったですが、ご飯も美味しく何もかも素敵でした。とにかくたくさん写真を撮りました。九份は恐ろしいくらいのすごい人でした。とりあえず写真は撮りましたが。
最近主人からコンデジを頂いたのでたくさんの性能を模索しながらパシャパシャ撮っています。軽いのでなかなかの快適です。でもまた涼しくなったら重いリュックを背負って写真を撮りに行きたいです。