第12回 Mt.富士ヒルクライム  応援バス体験記

富士ヒルクライム
先日うちの夫が『Mt.富士ヒルクライム』に参加したので、わたしと息子は応援バスに乗って応援してきました。
参加した方の情報はブログなどで豊富にあるのですが、応援者側の情報は多くないので、記事にしたいと思います。(といっても薄い内容ですみませんが・・・)

この記事に辿り着いた方はもちろんご存知だと思われるのですが、一応wikipediaから引用しておきますと、

Mt.富士ヒルクライム(マウントふじヒルクライム)は、山梨県の富士山北麓で開催されている自転車ロードレースであり、ヒルクライムレースとして、標高差、ゴール地点の標高、参加者の人数のいずれにおいても日本有数の規模を誇る。2011年大会の参加定員は5500人である。

とにかく自転車で富士山の五合目まで駆け上がるという、ドMな感じのレースです。
第12回目となる今年2015の参加者数は、過去最高の約7700人とのことで、まったく興味のなかったわたしの想像をはるかに上回る、とても大きなイベントでした。自転車って人気あるんですね。

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コース(公式サイトから拝借しました)

Mt.富士ヒルクライムは、スバルラインという五合目につながる道路が舞台なのですが、当日スバルラインに進入できるのは自転車のみなので、応援者は沿道で応援することはできません。
では応援者はどうしたらいいのかと言うと、以下の2つの選択肢がありまして、どちらにするのか当日までに決めておかないとなりません。

A 大会側が用意した「応援バス」(富士急トラベル)に乗って、ゴール地点の五合目に先回りし、参加者のフィニッシュを応援、全レース終了後下山する。前日までにチケットを予約、購入。

B 五合目には行かずに、参加者が登って降りてくるまでどこかで待機。
走っているところは見られないが、参加者が下山後合流すれば、すぐに帰ることができる。

わたし達は初参加、せっかくなので、Aの応援バスに乗る方を選択。
バスチケットは、前日のエントリー会場で申し込みをして購入しました。(事前にネットで予約して銀行振込でお金を払うこともできます。(詳しくは大会公式サイトの応援バスのページを参照)
レースは、ゴール地点の五合目に行くスバルラインという一本の公道を規制して行われるので、応援者バスはレースが始まる前に五合目に向かい、レースが終了してから下山することになります。具体的には、レースのスタートは7時頃なので、それよりも早い6時頃五合目に向い、レース終了の12:40頃まで約6時間ほど五合目で過ごし、それから下山のバスに乗って帰ります。

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北岳などが見えます

6:40 五合目到着。あいにく富士山は雲に隠れていましたが、反対側には絶景が広がっていました。(下から五合目までバスで30分から40分)
ところで応援者バスに乗る人用の駐車場へ向かう道が大渋滞で、危うくバスに乗り損ねるところでした。朝はかなり時間の余裕を持って出ましょう。

参加者は事前の自己申告によりスタートする時間が分けられているのですが、夫のスタート時刻からゴール時間を予想して、それまでは五合目のお土産物を回ったり、休憩所でボーっとしたり、風景を眺めたりして過ごしました。ちなみに無料の休憩所やお土産物屋の食事処など、屋内に座れるところは結構あります。

9:00 そろそろゴールするかなという頃にフィニッシュポイントに移動、カメラを構え待つことに。しかしすでに応援者で混雑しており場所は選べず。ベストポジションを狙うなら、そうそうに場所取りをする必要がありそう。

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ぞくぞくと参加者がゴールしてくる。デロデロになっている人、涼しい顔をしてる人、自転車を降りてふらふらと歩く人、終わった、終わった!と叫ぶ人・・・自分との戦いを終えた参加者たちの勇姿に感動をおぼえ、自然と拍手したくなる。(写真はなるべく顔がはっきりと写っていないものを選びましたが、問題がある場合は削除しますのでご連絡ください。)

夫がなかなかゴールしてこない。目を皿のようにしていたけど、みんな似たような格好なので、よくわからない。(コスプレの人やTシャツ短パンのようなラフな格好の人もちらほらいて、そうゆう人は目立っていた)
と、ついに夫発見。この頃にはもうゴール地点は激混みで、みんな自転車を押して歩いていました。
少し話して、夫はすみやかに下山。わたし達は下山のバス出発まで時間を潰す。

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富士山はずっと雲の中・・・

10:00 レストハウスでおやつを食べて、昼ごはんを食べて、名物富士山めろんぱんを買って(かなり並びます)、またお土産物屋を回って、またおやつを食べて、トイレに行って、散歩して、、。

12:10 やることがなくなったので、まだ出発時間の12:40まで少し時間があったが、とりあえずバス乗り場に行ってみることに。するとなんということでしょう、もうすでに何台ものバスが応援者で埋まっているではないですか。しかも埋まったバスから下山を開始。こんなことなら早くバスに乗り込んで寝ていれば良かった・・・。
13:30 下山のバス渋滞で普通よりも時間がかかりながらもなんとか出発地の駐車場に到着。待ちくたびれた夫と合流し、帰路につきました。

夫がこのレースに出ると言い出した時、なんでまたそんな苦しいことをわざわざお金を払ってまでするんだろうと素朴に思ったのですが、五合目で夫や参加者のみなさんの達成感に満ちた顔を見たら、その気持ちがなんとなくわかる気がしました。と言ってもわたしは絶対やりませんがね・・・。(ご夫婦で参加してる方も多いみたいですね)

子連れの人は・・・
・応援者バスには、ベビーカーの赤ちゃん連れの方も何人かいました。
五合目で過ごす時間が長いので、昼寝する幼児にはベビーカーがあるといいかもしれません。
・幼児連れは、おもちゃやおやつなど、暇つぶしグッズが必須です。うちもたくさん持っていきましたが、最後のほうは飽きて飽きて壊れてしまいました。
・それと防寒対策も必須。この日も下界は20度超えでしたが、五合目は6度前後だったようです。

以上、Mt富士ヒルクライム 応援バス体験記でした。

ここからはおまけ。

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ちなみに夫は84分でゴール。ここしばらくは仕事でほとんど日本におらず、この自転車に乗るのも3回目、そもそもヒルクライム自体初めてという割には、かなり健闘したのではないでしょうか。

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キクミミさんと(ブログにアップの了解もらいました)

前日祭の会場で、息子が「みどり色の髪の毛の女のひとがいるー!」と叫ぶので見ると、「初音ミク」のコスプレをした方が。あとで調べると、とても有名な自転車乗りの方らしいです。とても可愛いステッカーを息子にくれました。

 

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帰りに河口湖に寄ってみました。
六角堂まで陸続きになっていました。これは2013年以来のことだそうです。
これまでもよくあったことなので、大地震とか噴火の予兆とかではないそうですが・・・。

 

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河口湖近くの八木崎公園。ラベンダーが満開でした。

 

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五合目の名物「富士山めろんぱん」。
ゴールした参加者達がこぞって購入していました。レース終了近くまで長蛇の列が途切れることはありませんでした。

 

 


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